小学校受験 【最新】学校説明会ノート 学習院初等科

学習院初等科のWeb説明会動画を拝見しました。その時の、私のノートです。
キーワードは、願書や面接で使えそうです。最後に、私の感想も。



ポイント1:歴史と建学の精神

「学習院」は1847年に京都に創立。1877年には明治天皇の勅諭に基づき、華族のための学校として東京に設立、初等科もこの時にできた。今年で143年の歴史がある。当初は、イギリスのパブリックスクールを模範。外国語、海外の科学技術、哲学を教えた。
学問だけでなく、精神的、肉体的に強い生徒を育成するため、遊泳、馬術、柔道、剣道を取り入れ、「質実剛健」の精神を大切に。戦後には、「自重互敬」(じちょうごけい)=正直と思いやりの教育方針が加わった。


ポイント2:「学習院」の教育目標

・広い視野
・たくましい想像力
・ゆたかな感受性

品格があり確かな見識のある優れた人材を育成する。


ポイント3:学習院の教育方針にそった「初等科」の目標

初等科の教育目標は、「真実を見分け、自分の考えを持つ子ども」
学習院の教育方針「自重互敬」に沿って、初等科では、
「正直」=うそをつかず誠実なこと
「おもいやり」= 相手の立場や考えを大切にすること
を重視している。
また、「質実剛健」に沿って、こころも体も強く 自分を律する、けじめをつける態度も重視。


ポイント4:基礎・基本を重視

知識を暗記して詰め込むのではなく、知識の獲得の仕方こそ重要である。観察をして→じっくり考え→疑問を持ち→自ら解決する、という流れを大事にしている。考え方を大切にして得られた知識は、生きた知識となり、これこそ真実を見分けることの真髄、本質を見抜く力が身につくことになる。
基礎基本とは=本物を知り本質を見抜く力。先取り学習はしない。じっくり考えさせる。


ポイント5:教育目標に忠実にそった授業

各科目の授業でも、初等科の教育目標「真実を見分け、自分の考えを持つ子ども」に忠実に沿って行われている。

<国語科>
基礎・基本を徹底して、正しく話す、正しく聞く、正しく書く、正しく読むを重視。漢字、ひらがな、かたかなは、硬筆習字で、正しい書き順、とめ、はね、払いも意識して丁寧に練習させる。正しく美しい字が描けるようにする。漢字の成り立ちや意味を教えて、漢字一字一字に興味を持てるようにする。

自分の考えを持つ子供になるためには、まず自分の考えを相手に伝える方法を学ぶ。正しい文法を学んで、わかりにくい文をわかりやすくする方法、事実から意見を述べる方法を、学ぶ。また、一つの物語をみんなで読んでその内容を議論する授業では、「表現することの楽しさ」「学び合うことの楽しさ」を知ることで、感性を磨くことにもつながる。(=豊かな感受性)

<算数科>
自分の考えを表現し、友達の考えを理解しようとする子供の育成」「最後まで諦めずに粘り強く考える子供の育成」が目標。
数学的な見方、考え方を駆使して決まりや仕組みを見つける→自分なりの考えをもつ→話し合いを通じて多様な考えを理解する→自分の考えを修正する。これらの過程を経ることで確かな考えを身につける。


その他の情報
  • 文部科学省が実施する「学力学習状況調査」で全科目で全国平均よりも10〜20点以上、上回った。全国の国立・私立の平均点よりも高い。
  • 日本語習得のオリジナルの教材が充実している。「ひらがな・カタカナ・漢字」の硬筆習字、「文法」「話し方書き方」
  • 泊まりがけの校外学習が3年生から毎年ある。3年秩父、4年館山、5年福島・長野、6年奈良・沼津。集団行動を等して自主共同を学ぶ。
  • 泊まりがけ郊外学習での、共同生活のルールがなかなか厳しい
起床後すぐに布団をたたむ
朝礼所に集合する
脱衣場を濡らさずに風呂から上がる
消灯後は喋らない
朝起きたら蚊帳と布団をたたむ。(6年生)
朝起きたら廊下を雑巾掛けする(6年生)
朝起きたら熊手で庭を吐く、ゴミを捨てる。(6年生)

  • 沼津では海での遠泳がある。最長2km。
  • 3年生からプログラミング教育がある。各教科に関連したプログラミング。音楽作り、算数の作図、コマ撮りアニメ(図工)。自動ドア(理科)。今年から、ロボット制御も追加予定。

(国際化について)
  • 国際化とは、まずは日本の伝統文化や精神を大切にすること。日本人のアイデンティティを確立する事こそが、真の国際化に最も大事だから。
  • 日本の文化、伝統を学ぶ授業に力をいれている。「さくら」授業で、古典、俳句、礼法、茶道。
  • 英国、オーストラリアの学校との交流、海外研修を開始する計画。

(英語学習について)
  • 英語の授業は3年生から。まず低学年で日本語の基礎をしっかり学ぶこと、日本語で考えることを大切にしている。何を話すかのコンテンツが重要。低学年で自分の考えを持てるようにしてから、満を持して3年生から英語。4年生からネイティブ教師も指導。


私の感想

 学習院初等科は、都心の四ツ谷にありながら緑豊かな環境に囲まれた理想的なロケーションにあり、歴史ある校舎は史跡のような厳かな雰囲気です。Web説明会では、そんな素晴らしい環境は、どうしても感じられないのが残念なところです。
説明会でお話をされた大澤先生は、今年度、科長になられたばかりです。(初等"科"の校長先生なので"科長”といいます)
学習院大学を卒業されたあと、初等科の先生(算数)をされていた生粋の学習院の方ですので、教育方針や制度などは受け継がれ変わることはないでしょう。
 この学校は、日本文化の教育、日本語の教育を重視していて、英語教育に対しては、日本語もまともに使える前から英語なんぞ10年早いっ!、とでも言わんばかりです。(実際には公立と同じ3年生から英語授業があります。)
海外交流もまだこれからというところ。ICTはプログラミングの授業を、各科の授業の延長で取り入れ始めたという感じで、まだ控えめです。昨今、他の私立小学校が、英語教育、国際教育、ICT教育をどんどんウリにしようとしている中で、学習院初等科のこの頑なスタンスはむしろ珍しいと言えます。これをどうみるかで、この学校に対する評価は人によって変わってくるでしょう。

 今年のWeb説明会ではあまり触れられていませんでしたが、この学校はとても”礼儀”を重んじます。挨拶、姿勢、お辞儀、言葉遣い。学校生活において常にこれらがきちんとできるように指導されます。当然、入試の選考においてもその素養がある子が合格しやすく、粗暴、乱暴は厳禁です。
ここで待っていなさいと言われたら、背筋指先をピンと伸ばしていつまででも立って待っている子、口は真一文字に結んで目線は先生だけをみて黙って、喋らない。お返事は常に、”ハイ”・・・。イメージ、そういう、大人しい子が好まれるようでした。

 志望理由を書くとしたら、、
一貫校の落ち着いた環境の中で、知識の詰め込みでなく、基礎基本をしっかり学ばせたい。日本の文化・風習を知り、礼節を身につけ、日本人としての精神性と誇りを持たせたい。拙速な英語教育や国際化教育ではなく、真実を見分け本質を見抜く能力を身につけることが先だと考えており、それこそが、真の国際人として、自分の考えを持ち、自分の言葉でその考えを伝えられる人材となって活躍するために必要なことと考えている。
・・・といった感じでしょうか。

大澤先生のインタビュー記事がありましたので、ご参考に。↓




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※このブログの内容は個人の感想です。情報の誤りや、私の誤認識に基づく意見もあるかも知れません。
何事も、最終的には皆様自身でご判断頂きたくお願いします。

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