お受験で、先生からの問いかけに、はっきりと的確にお答えができる、という子はやはり好印象ですよね。子供によって特に差が分かり易い部分でもあります。
次男のお教室でも、まだ年少ということもあり、できるできないに、かなり個人差があります。
一目瞭然なのが、男児と女児のレベルの違い。
先生「お名前を呼ばれたら、手を上げて返事をして、ご挨拶をしましょう。」
女の子「はいっ!(短めのはっきりとしたお返事)おはようございます!」
挙手も腕まっすぐ伸ばしていて、見ていて気持ちがいい。
次男「あい・・」(したのかしてないのか分からない程度の音量)
次男「おはざいます・・」(なぜか声が徐々にフェードアウトする)
しっかりしてー!と言いたくなるが、ぐっと我慢です。
もう一つの差は、保育園児と幼稚園児の違い。
幼稚園に通われているお子様は、きっと”先生”に対する接し方の経験を積んでいて、目上の方とお話するときの姿勢、目線や、言葉遣いがわかっている様子。一方、保育園では次男にとって先生は、”先生”というよりお友達の延長なので、そのような訓練は受けていません。
決して、それが悪いと言っているわけではないんです。
ただ、ことお受験に向けては、保育園児はちゃんと対策しないといけないなあと実感するのです。
息子とって、”先生”がいる幼児教室は、目上の人と接する練習の場。長男のときもそうでしたが、成長とともにだんだんと理解して身についてはきますが、やや時間がかかります。
お作法的なことであれば、ある程度時間(成長)が解決してくれる要素もあるのですが、そうもいかないのが、お答えを作る力、です。
先生「今日、このお教室まで誰とどのように来ましたか?」
この質問は、本試験の面接の時に、「この学校まで誰とどのように来ましたか?」として聞かれる定番のものです。
徒歩だったり、電車で一本だったりと通いやすければ答えやすいかもしれませんが、乗り換えがあったり、バスにも乗ったりと複雑になってくると説明が難しくなります。
子供なので、ウソはつけませんから、自分の体験したことが思い出されたときだけ、正直に自信をもって話せるわけです。でも、すこしでも記憶が不確かだったりして不安になると、自信なさげな態度になってしまいがちです。
そんな時でも、、中身は省略しても、多少間違ってもいいので、しっかり自分のことばではっきり答えられればよく、なんなら「わすれまてしまいました!」でもいいと思うのです。
でも、これには訓練が必要。日ごろから、私から質問をどんんどん投げかけて、答える機会を頻繁に作らないといけません。
「今日、保育園でなにしてであそんだの?」
「今日、お話したお友達は?」
「昨日のお昼ご飯、何食べたっけ?」
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大人でもそうですが、記憶をたどる作業って、意識的にやらないといけないですよね。
子供は、どうも、記憶を辿ることに慣れていないように見えます。普段からの簡単な声がけを頻繁にすることで、脳に刺激をあたえることになって、訓練になるんじゃないかと考えて実践していこうと思います。
さて、先ほどの「どのように来ましたか?」の質問。
この問いには、まだ女の子でも上手にお答えできるお子様は少なかったです。
では、次男くんは、きちんと答えられたか?
はい、とっても的確に答えられました。
「タクシーですっ!」
あ、、バレた。。 今日ちょっと遅刻しそうになっちゃたからね。。
質問のお答えは、いつも得意なんだよね。。安心しました。。
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