今月から、年少の次男は幼児教室に通っています。
今週もお教室がありました。
先生へのご挨拶は、相変わらずです。。
先生「お名前をおしえてください」
次男「ピカチュウです!」
先生「◯◯(苗字)くんでしょ」
次男「ピカチュウ◯◯(苗字)です!」
・・・ナニその名前。。コージー冨田とかじゃないんだからさ。(世代がバレる)
まあ、このあたりは今目くじら立てることではない。ほほえみ、微笑み。
お勉強の時間は、「おはじき」で数の問題です。
うさぎさんが「お皿」を持った絵が描いてあり、そのお皿へ指示された数の「おはじき」を、別の「トレー」から取り出して置く、という課題です。
とっても簡単にできそうなものですが、実は色々なチェックポイントが潜んでいるらしいです。
- 発問を聞くとき、背筋を伸ばして、視線は先生の方を見ているか。
- 「どうぞ」と言われるまで動かないか。言われたら、すぐに動くか。
- 指示された個数おおはじきを、迷わずに置けるか。
- お皿に置く様子が素早く、かつ丁寧であるか。
- おいたら膝に手を置いて、大人しく待っているか。
言われた通りの数が正しく置けるか、という数の理解の確認であるのはもちろんのこと、おはじきを置く前、置いた後の動作も重要なんですね。行動観察の要素も多く含まれているわけです。
今日参加されている10名の子のうち、正確に指示通りにおはじきを置ける子は半分。
さらに、姿勢や視線もよく、動作も素早い子は、2〜3人といったところ。
わが次男くん、いちおうその1人でした。ヨシヨシ。
ところで、ペーパーの問題で数を数えることは全く問題のない子たちも、この「おはじき」を数えて置くとなると戸惑う子が多く見られました。
どうも、ペーパーには慣れているけど、モノを扱うことに慣れていない様子。数の概念が、モノと結びついていないようです。
これはみなさんペーパー問題を先に訓練されているからかな?と感じました。
この年代は、本当は、いろいろな知識は具体物で体験して理解することが先のはず。
おはじきの5個と、積木の5個はおなじ”数”であること、いろいろな形や大きさの積み木が混ざっていても、やはり同じ数であること。
そういうことは、遊び中で、何気なく会話して理解させるというのが良いと思います。積み木を作りながら、パズルをしながら、親が「5個ちょうだい」と仕向けるだけでもいいんですよね。
お受験を意識しすぎてしまうと、ペーパー、体操、行動観察・・・という試験科目に近いことをさせてしまいがちですが、特に今は年少、本来の知識は実体験のなかで理解させるもの、ペーパーは”確認”、程度に考えましょう。
まして、そのペーパー問題ができなかったからといって、できるまで、覚えるまでやらせる、なんていうのは厳禁です。
さて、次男くん。今日はとっても、しっかりできました。
姿勢ヨシ、視線ヨシ。
どうぞといわれてから動く、マル。
おはじきの入ったトレーを不用意にいじっていない。
正しく4つのおはじき迷わずおけた。
お膝に手を置いて待ってる(めずらしく!)
ほほう、今日は調子がよい。これまでの成果が現れたかな?とちょっとうれしく感じていたそのとき、
先生「では、おはじきをトレーに戻しましょう」
お片付けの指示にすぐに反応したもの、我が次男くん。ところが、、
バシッ!、バシッ!、パラパラ〜ッ!!
トレーにおはじきをバシバシと次々に投げ入れる次男。一部のおはじきはトレーから飛び出す始末。
先生「 ◯◯くん、て・い・ね・い・にーー!」
さすがに注意されました・・・一番残念なパターンです・・・ここは、家庭での躾の部分ですから。
小学校受験、一寸先は闇、最後まで尽きることのない課題、、一喜一憂してはいけないのが鉄則でした。
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