小学校受験 新型コロナで今年のお受験はこう変わる?

新型コロナで今年の小学校受験はどう変わるのか?
昨今行われている感染予防の観点を、お受験の本番に当てはめるとどうなるか?というシミュレーションです。

1.試験日程

事前面接の日程が分散する。

本試験の前に事前の面接がある学校について、日程は何週にかわたって複数日設定されることが多いのですが、今年は集中を避けるため、例年よりも幅広い日程になる可能性があります。
学校側は、面接期間の終了日は変えたくないでしょうから、必然的に、初日が例年よりも手前に設定されるかもしれません。つまり、例年よりも前倒しになる場合があるということで、その分、面接対策の準備を急がないといけなくなります

 対策:面接の準備は早めにする。8月末には終える。



本試験の日程・時間帯が分散する。

1教室あたりの人数を減らすため、試験回数が増えて、日程が分散する可能性があります。
試験日程が2日の学校が3日になったりすることで、例年であれば日程が重複する2校のうちどちらかしか受験できなかったのが、2校とも受験できるようになったり、または逆に、例年であれば重複していない2校が、今年は重複してしまう場合もでてきます。
1日のなかでの呼び出し時間も、試験1回あたりのグループ人数が減れば、変わってきます。当日2校併願受験ができるようになったり、できなくなったりします。
ただ、試験日は、志願者数/受験者数に大きく影響する要素のため、学校側はそう簡単に変えたくないもの。このような日程変更は、可能性はあるとは思いますが、高くはないでしょう。

 対策:受験予定は柔軟に考えて、出願は最大限で出しておく。
 


付き添いの親の人数が制限される。

例年、本試験の付き添いの親の人数を特に制限していない学校が、親一人までと制限する可能性があります。
子供が、お父様、お母さま、どちらの付き添いの方が、安定しているかとか、家庭により異なるでしょうから、判断が必要です。
また、入り口での検温。子供は大丈夫だったとして、付き添いの親が37. 5度以上だったら、中に入れなくなります。流石に、子供と一緒にお帰りくださいとはしないと思いますが、入り口から先生での付き添いになる可能性があります。
つまり、親子分離が想定よりも早くなってしまうので、子供が動揺してしまうかもしれません。

 対策:本試験当日は、付き添い者の人数制限があっても、バックアップとしてご両親とも同行する。



待合室が親子別室になる

子供が試験に呼ばれるまでの間、親子が待合場所の教室や講堂で一緒に待つことができなくなるかもしれません。親は子供と別の場所で待機か、最悪、親は校内に入れてもらえないかもしれません。
子供が体操服に着替えるのも、見守ったり、手伝ったりすることはできなくなります。例えば幼稚舎は、以前は、子供が親と別れてから自分で着替える時代があったと聞きます。近年は、親と同室の待合室で、着替えるのですが、これが以前のやりかたに戻るかもしれません。

 対策:一人でお着替え、身の回りの整理がきちんとできるように。


2.試験方法

オンライン面接が導入される

企業の就職活動が既にオンライン面接を導入していますので、お受験でもありえるでしょうか?
ただ、小学校受験の場合、学校が見たいのは親の、ひととなり。設問の中身以上に、親や子供の所作や言動から感じる印象を重視していると思われ、なかなか画面では判断できないと、躊躇されるでしょう。オンライン面接の導入は少ないのではないでしょうか。



待ち時間が長くなる

試験の一つのグループの人数が減って、実施回数が増えます。呼び出し時間が例年よりも細かくなる場合は良いのですが、呼び出し時間は変わらない場合は、代わりに待ち時間が長くなります。

 対策:本試験での待ち時間のため、本や折り紙、お絵かき道具を持参する。大人しく待つことができる忍耐力をつける。


3.試験内容

ペーパーの問題数が減る・難易度が下がる

試験1回の人数が減りますので、日程を増やさない場合は、実施回数が増えます。受験者数の多い学校のペーパー校は、通常でも朝から晩まで目一杯の回数が組まれていますから、それ以上回数を増やす場合は、試験時間を短くするしかありません。

短い試験時間で、問題数が同じ場合は、解くスピードが重要になります。
問題数を減らしてきた場合は、1ミスが命取りとなりますので正確性が重要になります。また、問題数が少ない場合、学校側は、新しい傾向の問題や、難問は出しにくくなります。もし難しすぎたり時間内に終わらない問題だったりすると、受験者の評価が正しくできずテストとして失敗だからです。基本的な問題、典型的な問題が多くなるでしょう。

 対策:基本的な問題、典型的な問題を、素早く、正確に解けるように。



面接/個別テストの懸念

試験官の先生はマスクをして、子供との間に飛沫防止パネルが設けられる可能性があります。
先生の声が聞き取りにくかったり、マスクで口元が見えないことで、発問内容がわからないことがあり得ます。その時に、どぎまぎせずに、「もう一度言ってください」と淡々と、きちんと聞き返すことができないといけません。通常であれば、親子とも案外想定していないシチュエーションですね。

 対策:先生の質問を、聞き直す、ことができるように。



制作課題の内容が変わる

集団制作はなくなる可能性があります。
また、制作につかう材料や道具が1カ所に置いてあって、自由に取って使う形式がなくなる可能性があります。
そうなると、やりかたは二つで、一つは、各自に予め決まったセットの材料が配られて、その範囲で制作をすること。この場合、創造性を発揮することよりも、与えられた範囲で工夫することが求められ、課題の趣旨がやや変わる気がします。
もう一つは、先生に欲しい材料をもらいに行く方式になる場合。その場合、何をどれくらい必要なのか、例えば、「毛糸をコレくらいの長さください」と言えないといけません。
自分が作りたいもに適した量を予め判断すること、そしてそれを、きちんと先生に伝えることができること、が求められるようになります。

 対策:制作するもの、その作り方をあらかじめ想定できること。材料の指定を、きちんと先生に伝えられること。



体操・行動観察は、過去の課題が出題される

体操種目や、行動観察の課題の内容は、在校生(特に新1年生)でテスト的に実施して検証する学校があります。今年は在校生の登校が少なく、そのような検証が十分に行えない可能性があり、そうなると、過去に実績のある課題が再利用されるでしょう
特に、行動観察での集団ゲームは、例年、過去と全く同じ内容、ルールのものが行われることは稀ですが、今年に限っては、同じ内容がでるかもしれません。

 対策:(これまで以上に)過去の課題を確認しておく



体操・行動観察の種目が変わる

大きな声を出すゲーム、話し合いが必要なグループワーク、体を触れるゲーム(ドンじゃんけんなど)は、なくなる可能性があります。
また、道具を共用する課題、例えば、バトンを渡すリレー、マット運動、ボール投げも、なくなる可能性があります。
体操であれば、シンプルなサーキットになり、個人の技術が重要になります

行動観察の課題として集団でやることを無くしてしまうと、できることはかなり限られます。そうすると、行動観察で本来みたかった、子供の様子がわからなくなりますから、代わりに、試験時間外の、子供たちの様子をチェックして判断につかうようになるかもしれません。
例えば、校内の移動中の廊下を歩いている時の様子、待ち時間の様子、学校にきた時、帰るときの様子などに、目を光らせて評価に使われるでしょう。昨今は、試験がシステマチックになり、また公平性重視となり、そういう抜き打ち的な評価方法はあまりされていないと思われます。そこで、行動観察という試験科目を通してチェックされるようになったえわけですが、それが昔に戻って、抜き打ち的チェックが復活するということを意味しています。例年は、待合室に先生はいないはずなのに、今年はいてメモを取っている、なんてことがあるかもしれません。

 対策:試験時間以外の行動を(いっそう)注意する。



その他

・マスク着用での試験に慣れておく。特に体操は息苦しくなるので集中力に影響しないように。
・子供はもちろん、本試験当日までの両親ともの体調管理を万全に。


4.まとめ。

どんな子が求められるか?

というわけで、アフターコロナのお受験はどのように考えればよいのか?ポイントのまとめです。


 ① 基本的なペーパー問題を素早くミスなくこなす。(ペーパーの重要性は相対的に高まる。)

 ② 先生に対して働きかけができ、主体的に動く。不測の事態に動じない。

 ③ 体操や制作は、個人技術でアピールする。

 ④ 行動観察は、試験科目としてでなく、普段の行いがいっそう重要。


というわけで、アフターコロナのお受験予想にお付き合いありがとうございました。
「こんなことも考えられる」とご意見ありましたらお寄せください。


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※このブログの内容は個人の感想です。情報の誤りや、私の誤認識に基づく意見もあるかも知れません。何事も、最終的には皆様自身でご判断頂きたくお願いします。
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